「裏抜け」と「プリントスルー」

まぁ王子製紙的な用語の違いですが。

「裏抜け」と「裏移り」、言葉も似ていて現象自体もさほど遠くないことではあるが、「裏抜け」とは、紙に印刷したときに、インキが紙の裏側にまで染み込んで、裏側からも表側の絵柄が見えてしまう現象。インキで刷った絵柄や文字が裏側から見ても見えてしまう状態のことで、薄い紙に刷ったときに起こりやすいですね。っていうか、かなり厚い紙だったりしない限り、多少は裏抜けしている印刷物が大半ではないでしょうか。

王子製紙さんは「そんな裏面『まで』インキが染み出してきて見えるなんちゅうことあんまりないでしょ? どんだけインキ盛ってんの?」ってことで「裏抜け」と「プリントスルー」を分けているんじゃないかなぁ。だから『多少は裏抜けしている印刷物が大半』ってのは王子製紙さんから見れば「どんなへっぽこ印刷だよ」ってことなのでは。


つまり、インキが裏まで染み出していないものは「印刷が透けて見えるだけ」なので違うって考えなんだろうなぁ。



裏抜けの場合は用紙は当たり前だけど、インキや湿し水の関係もあるから印刷が原因かもーって言えるけど、プリントスルーの場合はほとんどの場合見えるモノだから(アートポストとかの板紙系は別な(笑))仕方がないといえるわけでクレームになるかならないかという点では大きく違うわけだな。

参考

*[9099][用語]【裏抜け】【ストライクスルー】


※↑参考って言うか自分が書いた文章だけどw(<宣伝乙)