DTPブロガーの輪が広がらないのはなぜなんだろうかー?
DTPの輪を作るためにはその前に、ある程度の母数がいないとダメなわけですよね。
ブログを書いている人たちがアーリーアダプターみたいな人や一部知識層ばかりじゃ話にならないわけで…。
ってなわけでちょっと考えてみた。
- 忙しくてブログ書く時間が無くてブロガーの絶対数が少ない
- MacOS9なんでブログの投稿欄とかうまく表示されない
- 外注産業なので下手なこと言えない
- 実はいっぱいいるけど集積された場所がない
忙しくてブログ書く時間が無くてブロガーの絶対数が少ない
まぁ、これはどの産業でもそうなんでしょうけど、まぁ、なんだ、その…忙しいですよねー。^^;
納期直前の大幅な直しとか、予定時間を大きく超えた入稿とか直しとか、まぁ色々忙しくなる原因はありますな。
ましてや、この人員削減の波の中では、少ない人数で何とか…となれば疲労コンパイルですよねー。
MacOS9なんでブログの投稿欄とかうまく表示されない
まぁコレは業界的にまだまだMacOS9が多いので仕方がない。
新しいOSでもOperaとかダメだったりするところもあるみたいだけど^^;
インテリジェンスなリッチテキスト入力のブログ投稿欄だと、InternetExplorer5とかだと動かなかったり、遅かったりで書く気力を削がれることもあるかと。
ブログ書くためだけにWindowsとかはあれだしなー。
外注産業なので下手なこと言えない
これは構造的に仕方がないかも。
変に勘ぐられることは書けないわけで。自社で企画・受注・編集・印刷・加工・発送まですべてやっているならまだしも、そうでないと、利害関係者にアレだったりコレだったりすることが発生するかもしれんなーとか思うと書けなくなる。
著者の情報を極力出さない匿名ブログが増えればいいのかもしれんな。
実はいっぱいいるけど集積された場所がない
オイラが見る範囲だとPlanetはあるけど、ブログ検索で永続的にキーワード検索していると、まだまだ面白いDTP・印刷系のブログってたくさんある。
印刷の営業の方のブログとか。デザインも含めるとものすごい数あるんだよねぇ。
しかし、普通の人はそんな面倒なことをしてまで見ないから、自分の見える範囲だけになってしまう。
そんで?
繋がることによるメリットがあることが大切なんだけど、今のブログシステムってなんかその双方向の力がまだ弱いからシステム的な改善も必要なのかなぁと。
コメント欄やトラックバックって仕組みは確かにあるんだけど、ブログが1つのエントリーを抜き出されて評価されるように、コメント主の書き込みもその書き込みだけで評価されてしまうわけで、そうしたものがコメント主を中心としたサービスの形(例えばTypePad Connectのようなもの)で改善されたりすればちょっとは世界が変わっていくのかもしれませんね。
吉田 私は、ブログがもっとディスカッションしやすい場になればなぁと考えています。新しい技術は使っているとだんだん飽きてきて、結局は人と人とのコミュニケーションに戻ってくる。ブログはまだまだ情報のパブリッシングの域を出ていなので、もっとコミュニケーションしやすいツールになれば、と思います。
また、DTPのクラスタ(DTPの属性を持つ方々)でのオススメ記事みたいなものの流通が進めばいいのでしょうけれど、そういうサービスってどういうサービスなのかなぁ。メーリングリストみたいなの?
livedoorブログだってまだ5歳ですから。
これからですよ。ブログは。
※このエントリーは一応とあるエントリーへの返信。
※ネットは知識があるとおもって書き込んでもそれを上回る人がごろごろいるところだからねーとか思ったり。
via Twitter / めいぼうじん;画像は胸板(直径72cm): ネットの海は広大なので「こんなことするの自分だけかな ...
ネットの海は広大なので「こんなことするの自分だけかな」とか言ったらすぐに同意者が出てくるし「こんなの知ってるの俺だけだろ」とか言ったら自分より詳しい人がゴロゴロ出てくるし、殻の中で閉じこもっていた世間知らず の自尊心を打ち砕くには最適な場所。