人のコメント欄で好き放題やると怒られそうなので

DTP WORLD 2005.3月号:半角っていうのそろそろ別の言いかたした方がいいかも知れず。かといって1byte文字とも言えず。のコメント欄より。タイトルとはもはや関係ないネタなので、自分のブログで。
さて、PDF1.4対応、もしくはPDF1.4以降対応(1.4から1.6)のRIPなんかあるんかい!って言ったのは結局「透明効果に完全対応してない」というところに起因します。
そもそもPDF1.4以降の最大の特徴は(PDF1.6の最大の特徴は可能なサイズの拡大かもしれませんけど)透明効果がそのまま保存できることにあったと思います。
この素晴らしい機能を使わずして何がPDF1.4対応か!と言いたいわけです。
ちなみに雑誌でも取り上げられていたTrueflow出力の手引き 第6版には以下のように書かれています。

InDesign で文字に透明効果、のせ処理を行ったデータをPDF で保存し運用すると、正しく出力できないことがあります。
この場合、InDesign からPS で保存し運用してください。
InDesign でぼかし効果をつけたデータを、直接PDF1.4 で出力し、Trueflowで処理すると入力処理でエラー終了する場合があります。ただし、InDesignからPDF1.4 形式ではなく、PS 出力したデータをTrueflow で処理する場合は、この問題は発生しません。

Illustrator から直接PDF1.4 形式で出力したものは、正常に出力されません。
直接PDF1.4 形式で出力したものは使用せず、EPS 保存したものを使用してください。
Illustrator で透明効果とグラデーションメッシュの機能を併用してPDF を作成すると、グラデーションメッシュの部品が消えてしまうことがあります。

あっそ、って感じです。結局PostscriptやEPS作成してDistillerで変換するのが良いってわけね。全面的に賛同だけど、それってPDFの利点をうまい具合に使えてないってことなのよね。とても残念。Adobeさんがせっかく良い(?)規格を出したのに、と思ってしまいます。これでこれでPDF1.4って…結局間違ってAcrobatで開いて保存しちゃったとか、Distillerで変換するときにちょっとミスっちゃったくらいしかないのかしら。
(業務連絡。この手引きのP17は必ず読むように。→InDesign CSにPDFは貼り込んではいけない。(-_-;))

早くPDF1.4以降完全対応のRIPが出てこないかなー。たのむぜ、DSさん!!(マヂでお願いです、そうしたらAD-810MXはTrueflowに替えても良いですから(笑))