IllustratorのRGBで光の表現を。
そんなわけで先月の10日に名古屋のDTPの勉強部屋に行ってきたのですよ。(遅
そのセッションの中で川端 亜衣(カワココ)さんがIllustratorのRGBモードで作成してもそのまんま印刷会社に入稿するとたいていカラーが化けて問題になるーみたいなことを言っていたのが印象的でしたねー。うんうん。わかるー。
安易にIllustratorのドキュメントのカラー設定をRGBカラーからCMYKカラーにしてはいけないのですよね。
ってなわけで安易にIllustratorのドキュメントのカラー設定を変えるとこうなるぜー、ってのを自戒を込めて作ったのが以下のページ。
まぁこんな感じでおかしくなります(笑)。
さて、そんなデータですが、川端 亜衣(カワココ)さんはPhotoshopに持っていって、CMYKにしますってな話をしていて、随分現実的なお話しをしますねとか思ったりしたのですが、実はさっきそんなことしなくても良いことがわかりました(笑)。
その方法とは、PDF入稿でーす。
完成原稿として、だけではなくパーツとして渡す場合はIllustratorでも良いけど、安易に開かれたくないわ!って場合もPDF形式にしておけば良いんじゃないかしら?
そんなわけで先のページで使用したデータをIllustrator CS4で開いて、Let's PDF/X-1a!
(最初から入っているPDF/X-1aのプリセットで変換)
結果はこんな感じ。左側が変換前のIllustratorで右側が変換後のPDFです。
結構良い感じでしょ?
というわけで、PDF入稿できる環境の人はPhotoshopに持っていってCMYKに変換しなくてもOKですよー。
ってなことでIllustratorのCMYKカラーの場合の透明効果の編集時のいい加減さがが証明されたわけですが、Illustrator CS5では直るんですかね?
※川端 亜衣(カワココ)さんは同じRGBデータだと思っていたFlashへの書き出しも透明効果を使用しているとうまくいかないってな話をしていました。