PDFの普及は国民性の違いか?
米国ではAcrobatが売れているみたいですね。
この記事によると本国アメリカではAcrobatがAdobeの稼ぎ頭になったようです。日本でAcrobatがもう二押し普及しないのは国民性によるものなのでしょうか・・
まぁ、国民性と行ってしまえばそういう面もあるのかもしれませんけど、それじゃビジネス的に建設的ではないので、なぜかを少しだけ考えてみるとするか。
- 国がPDFを推奨していた気がする
- 色々な民族と人種の坩堝(るつぼ)の国である
- 人口が普通に増えている
国がPDFを推奨していた気がする
最初の「国が〜」ってのは確かPDFを公式のドキュメントとして認めていたような話をどこかで読んだような気がするってところから。詳しくは忘れた。
まぁWordやExcelや一太郎形式で配布されるよりはいいことがたくさんあるだろうな。再利用の時はなかなか大変だけれども。
色々な民族と人種の坩堝(るつぼ)の国である
2番目の「民族と人種の坩堝(るつぼ)」ってのは、これはPDF的にはかなり重要なファクターなんじゃないかな。
民族が違えば言語が違う、文字が違うってことは、その民族宛に電子文書を作成したらそのフォントを用意しなくてはならないよね。公用語が例え英語であっても。読み手側にフォントがないってのは考えづらいけれども、確かな伝達をするにはフォントを埋め込んだ方が良い。
これは日本語が大半を占めている日本とはちょっと事情が違う。
人口が普通に増えている
最後の「人口が増えている」というのは伊藤洋一先生(住信基礎研究所主席研究員)が米国の人口が増え出しているとかいうことをよくPodcastで仰っているので、まぁそういうもんかと。(日本とロシアは減っているということも仰っていたと思います)
人口が増えればユーザーも増える、当たり前の話ですわな。
米国は日本と大きく違って移民の方々も多いと思うので出生率とはあまり関係ないのでしょうから、パソコンを使う年齢層の増加が人口増加と共に考えられますね。
そういうところから、日本と米国の違いが出てくるのではないかと思いますがいかがなものでしょうか。