Solaris10はすごいね。これでAdobe製品が来れば最強じゃね?

Solaris10はすごいね。Linuxなソフトウェアが動作することで、AdobeはわざわざSolaris用のソフトウェアを開発しなくてもすむ。Adobe Readerもそうだし、期待されている(かわからんが…)Adobe CSみたいなアプリケーションが来れば、非常に堅牢なOSの上でアプリケーションが動くわけで、なかなかよいのではないかしらと思うわけですよ。
それもシステムコールをそのまま実行できるってことはオーバーヘッドがないわけなので、実行速度にも問題はないと考えられますしね。
Solarisは私は某大日本スクリーン社のOPIサーバー「Get The Picture(GTP)」でしか見たことはないのですが。
Solaris10はライセンス自体は無償なので、考えてみれば変によくわからないディストリビューションを使ったりするよりは断然安全で安心なOS環境が作れそうな気がしますね。

どうなんでしょうか。

Linuxアプリケーション環境はエミュレーション機能ではない。LinuxのアプリケーションをSolarisで動かす場合に問題になるのは、それぞれのOSでシステムコールが異なることだが、Solaris 10のカーネルLinuxアプリケーションからのシステムコールをそのまま受け入れることができる。エミュレーションの場合、システムコールSolaris用にマッピングするという手順が必要になり、どうしてもオーバーヘッドが発生してしまう。しかし、ネイティブにシステムコールを受け入れることが可能になったことで、この問題は解決する。

これまでLinuxを採用しているユーザーの多くは、Linuxが低コストで入手できること、オープンソースであることなどが採用の理由となっていた。しかし、主要なLinuxディストリビューションSolaris 10を比較した場合、パフォーマンス、セキュリティ、ファイルシステムなど、Solaris 10の方がOSとしての機能において優位なことは疑う余地がない。

さらにライセンス料金が無償になったこと、これからオープンソース化される可能性が高いことをふまえれば、ユーザーがこれからもLinuxを利用し続ける理由は希薄になる。対応プラットフォームの問題もSolaris 10がx86など多くのアーキテクチャに対応したことで解決している。これで既存のLinuxアプリケーションが、手を加えることなくSolarisの上で動作するとあれば、LinuxからSolarisへの乗り換えを検討するユーザーが多くなることは間違いないだろう。