統計も見出し次第で印象が変わる@おサイフケータイの記事2つを比べて
ケータイWatchで「30.5%が「おサイフケータイ」に関心」(impress.co.jp)って書いてあれば読者は「へぇ、3割の人たちが関心があるのか、結構関心あるんじゃない?」と感じるかもしれない。
ところがインフォプラントの調査結果(PDF形式)(info-plant.com)の調査結果を見るとどうだ、5割以上の人たちが関心がない結果が出ている。
逆に日経BPの記事では「「おサイフケータイ」、半数以上が関心なし」(nikkeibp.jp)といった書き方になっている。このタイトルを見た読者は「結局おサイフケータイ(FeliCa)ってまだまだだな〜」と感じる人が多いのではないだろうか。
このように同じ調査結果でも見出し次第で受ける印象が大きく違うものとなる。文章中の言い回しもケータイWatchと日経BPのページでは違う点があるので比較するとおもしろいかもしれない。ケータイWatchはどちらかというとインフォプラントさんのプレスリリースに沿った形なのかな。
まぁどっちが良いとか悪いとかの話ではないですよ。書き出しの一行目になる見出しは大事だという話でした。
ドコモが提唱する「おサイフケータイ」について関心があるかどうかとの問いには、「ある」が11.7%、「どちらかといえばある」が18.8%となり、あわせて30.5%が「関心がある」と回答した。
「関心がない」と答えた人が36.7%で、「どちら� といえばない」(15.1%)を合わせると過半数だった。一方、「ある」は11.7%と少なめで、「どちら� といえばある」(18.8%)を合わせても30.5%にとどまった。