APPEの質問について in DTP Booster 009

今、環境が環境なので手抜きですが。

セミナーの中で「APPEならどこでも同じに出るわけじゃない」とおっしゃっていました。「カラープリンタからCTPまでAPPEで統一したら同じ結果になるわけではない」ってことらしいです。単に処理エンジンが同一だとしても、前処理と後処理、解析と最適化がされているだからだそうです。これについてはぼくも誤解していました。

http://d.hatena.ne.jp/seuzo/20091209/1260332821


まぁそうですよねぇ。まさかAPPEでもそんなことが…という感じなのではないかと思います。


私がプリンタのAPPE対応はどうなっているんですか?と質問したのは、結局のところ、中央RIPが「すべて」処理しないとワークフロー内で同一の出力ができないのではないかということをあえてみんなの前で話して欲しかったので質問したのよ。プリンターを作っている、いないじゃなくて(まぁスクリーンさんはインクジェットプリンタ作っているけど)。


TIFFを作って…というのは現実解なんだろうなぁと思いながら聞いていました。


個人的には各デバイスにAPPEが搭載されるってのは理想的ではなく、中央RIPですべてのデバイスに対応した解像度の出力をおこなうことが同一の出力を出力できる現時点では最善の方法だと思っているので、今、Trueflowが1台のところは、Trueflowにもっと負荷がかかることになるからもう1台買いましょうw


また、せうぞーさんのいう破線とかそういう問題だけではなく、Trueflowならすでにパッチで対応している様々な問題を中央RIPというかたちで処理を集中させることで問題の発生を抑制することができるのではないかと思っています。出力デバイスにはTrueflowから出力される非常に簡素なPDF(ProofPDF?)やTIFFみたいなものを処理できればよいことになるので、デバイスごとに高速なRIPは不要になって結果的にはコストダウンできるのではないかしら…とも思っていますがいかがでしょうか?



at:神谷町駅前のスターバックスコーヒー