ファイルのアップロードUIの改善(Windows)

社内連絡用。

ブラウザでファイルをアップロードするときには、を使います。開発者にとっては常識ですが、一般の人には「なぜこんなに面倒なのか」が伝わらず、業務アプリにおいては要件定義でもめる部分です。

面倒なわけ

通常のデスクトップアプリでは、ファイルの選択は次のように行われます。

*
ドラッグ&ドロップ
*
右クリックから「送る」
*
そもそも固定のディレクトリにファイルを置いておけば処理をしてくれる

これに対して、を使うと、「ファイルの選択ダイアログ」が出てきます。ファイルの選択ダイアログで開かれる初期ディレクトリは、必ずしも固定ではなく、変わることもあります。主に二つの面倒さに分けることが出来ます。

1.
ディレクトリを移動する作業
2.
ディレクトリの中のファイルを探す作業

ディレクトリは「絶対IEではこのディレクトリしか見ない」と決めればそうそう変わることはないのですが、(例えばマイドキュメント)その中から「さっき編集していたファイル」を探すのはまぁまぁの手間です。

結果的にWSHでファイルのパスを取得するわけですが、なかなか賢い。送るに入れるのにちょっと難を要しますが(「ファイル名を指定して実行」→「sendto」でいいけど)良いアイデアです。

MacOSでもAppleScriptでできそうですよね。