教育は無償が正しいか?

この塾とやらに参加するのに参加費として7万円を徴収したそうである。大手企業や官僚のいち早い青田買いかとも勘ぐりたくなる。真にそういう人材を育成したいと、財界人や政界人が考えているなら、それこそボランティアでやればよい。受けたいと思う志のある人間には、積極的に受けさせればよい、定員の倍ほどしかいなかったのだから。

という刺激的なコメント受けて教育について書いてみようかと。

ボランティアで教育をすることが正当であるならば、国家公務員たる「教諭」はとんでもねぇ税金泥棒だな。教育産業に独占的な権限を持って蔓延っている、ってことになりませんかねぇ。

わしゃ教育学部卒業で教育実習にも行っているので、すくなくとも教壇に立ったことがないとは言えない側の人間ですが、当然、教諭は給料をもらっています。当たり前だ。資本主義だもの。給料もらってすみませんなんて人はほとんどいないと思うよ。その人だって生活がかかっているんだし。

だいたい無料でやったらそれこそ「元を取らなくてもいいや」とかいう人たちが集まってくるだけなのではないだろうか。7万円払ってもいい、というか7万円だろうが3万円だろうが、教育にだって価値はあるのだからお金を払って当然だろう。受けたくて、(最低限の)資本力がある人間でなくては財界などを引っ張っていけないと思うし(あ〜批判がありそうだな)。

2週間なんだから1日5000円じゃないか。それくらい出してあげなよ、子どもは勉強したいって言っているんだから…と思ってしまうのですがいかがでしょうか。